全盲の友人に料理を教える

全盲の友人に料理を教える
 
 大学時代からの友人に、全盲の友人がいます。
先日、久しぶりにばったりと会い、意気投合して、
家からも近いということで土曜の夜、料理を教えることに
なりました。
 
 出張料理は時々ありますが、目の見えない方に
教えるのは初めて。
 
調理の進行状況は、たいてい目でみて判断します。
でも、見えないということは触って、嗅いで、聞きながら
判断していきます。
 
 友達に振る舞うのも大好きな彼女は、当日一緒に10人分
近く作り、それを持ってでかけたいとのことだったので
かなりの大変な作業のように思われました。
 
 メニューは普段つくったことのないものということで、
・中華おこわ
・たこ、ナス、パプリカのマリネ
・サツマイモの茶巾絞り
 
の3つにしました。しかも、それを2時間で!?
 時間が足りないので、下ごしらえをしていき、また助手に
長女を連れていくことになりました。
 
 私が一つずつ切り方、炒め方など説明している間に、その他の
野菜を切ったり、洗い物をしたり、いろいろサポートしてくれ
ました。
 
そして無事にできた3品。
 
 
P1220061.JPG
タッパーに詰めて、急いでタクシーを拾って、
友人は大荷物で出かけていきました。
 
 無事にできて良かった。
ほっとして、自転車に乗ろうとしたら「あれ、あれ、??」
「お母さん、鍵が無い・・・。」
 
 どうやら、友人の家に忘れてきた模様。
そして友人宅は、すでにもぬけの殻・・・。
 
 最後に抜けるところが、長女らしいというか親子そっくりです。
 
翌朝早く、朝食抜きで2人でジョギングしながら、また自転車をとりに
戻ったのでした。
 
 ちなみに、朝食前の運動は、脂肪がメッチャ燃えるらしく、一石二鳥?
 
楽しく、貴重な二日間の体験でした。
 
 
 
 
 
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