【最初に買うと良いおすすめの型】
今日の東京はとても温かな日差しです。
春になり、パン作りをスタートさせようと
思っている方、
しばらく焼いてなかったけど、
またやろうかな?と考えている方も
いらっしゃるのではないかと思います。
ル・プチ・ボヌールでは、毎年4月は
食パンレッスンを行っています。
食パンレッスンは一番の
人気メニューです。
型が必要になりますが、これも今は
安くて手軽に購入できますね。
ちなみに我が家の良く使う型は・・
・一斤型・・・10㎝×20㎝×高さ10㎝(馬嶋屋)
・細長い食パン型・・ニューロング食パン型アルタイト270㎝×6.5㎝×6.5㎝(馬嶋屋)
・18cmパウンド型・・・横8㎝×縦17.5㎝×高さ6㎝(セリア・キャンドウ)
特に写真左の18センチのパウンド型は
100円ショップで買えるので15個も
持っています(笑)
ステンレスで熱伝導はアルミよりも
劣るものの、とても扱いやすく、
10年使っても現役です。
粉は200g用と小さめなので、
家用にはいつも2個一度に焼いて
います。
同じく100円ショップで、シリコンの型も
流行っていますが、使っているうちに
型離れが悪くなり、ベタついて
劣化していきます。
長期で使うなら、ステンレスかアルミ、
フッ素加工の型がおすすめです。
100円ショップでぜひ探してみてください。
こちらの富澤商店さんの
材質別の型のメリットデメリットが
分かりやすいです。
参考にしてくださいね。
https://tomiz.com/contents/oteire
またその他パン作りの道具が知りたい方
この動画を参考にしてください。
https://youtu.be/H58AbwJ_A8k?si=y1u6jDQYS2jBU8K3
【よい先生とは・・?】
先日は久しぶりに、ケーキ教室に
行ってきました。
ケーキは私は独身の頃に、
ベターホームのケーキコースに行き、
そのあとは個人の先生に
ぽつぽつと習った程度です。
ここ20年はすっかりパンに
夢中なので、久しぶりのレッスンです。
葛飾区の「キッチンスタジオかつちま」
さんで「オペラ」を教えて頂き
ました。
このケーキは「モンタージュ」(組み立て)
といって、複数のスイーツを作り、
組んでいくケーキです。
工程の多さに驚きましたが、
ひとつずつの作業を、なぜそれをするのか
細かく説明してくださり、
「なるほど~」と感動しながら作りました!
今は作り方を教えてくれる先生は
沢山見つけることができます。
でもなぜその作業をするのか、
理論からきちんと説明できる先生は
少ないものです。
パンもそうですが、理論がわかると
失敗したときに、「○○だから失敗した」
と説明がつくのです。
ふだん私は先生側で、生徒さんがどんな
気持ちで、その日を楽しみにしていて
また当日受講されるのかも
とても勉強になりました。
今回の先生のように、きちんと伝え
また楽しんでいただけるよう
精進しようと思いました!
今回伺ったお教室はこちら
https://cookingschool.jp/school/katsuchima
【時短パンvs白神こだま酵母パン】
今年のクロワッサンのレッスンは、
先日で全て終了しました。
2月のバイカラーのクロワッサンは
特に面白かったですね!
講師養成講座卒業生の奈良の谷中先生が、
いろんな色で作られてました!
春らしくてとっても可愛いですね!
ブログからお写真、お借りしました!
https://ameblo.jp/pann-cake-taninaka/entry-12841680640.html
(谷中先生は対面とオンラインレッスンもされている
教室20年目のベテラン先生です)
・・・・
今、パン作りのトレンドは、
①時短
②混ぜるだけなど簡単
③小麦を使わない
の3つです。
一方、白神こだま酵母のパンは、
時間をかけて、小麦をしっかり
手ごねして作るものが多く
流行に逆行しています。
でも、時間をかけ丁寧に焼き上げた
こだまのパンは我が子のように
可愛くて、食べるのがもったいない
ような気持ちになります。
そして食べたら、
やはり美味しいんですよね!
世の中時短ブームの中
時間はかかっても、
パン作り自体を楽しめたら
それは「人生の豊かな時間の使い方」
ではないかな?と思っています。
白神こだま酵母のパン作り、
のんびり美味しく、
これからも大いに
楽しみましょうね!!
【みんなのバイカラーのクロワッサンがすごかった!!】
先日はオンラインサロン内の
ライブがありました。
2月メニューはバイカラーのクロワッサン。
江戸川教室でもやりますが、
一足早くオンラインサロンで作りました。
約4時間かけて作りましたが、
皆さん素晴らしい出来栄え!
・初めて作り方を知りびっくりした
・ひと手間で出来るなんてすごい
・ぐるぐる巻くときが楽しかった
・断面がきれいにできた
・外がパリパリですごく美味しい・・
など嬉しい感想が沢山届きました。
今回はさすがに、難しいかな?と
心配していましたが、ほとんどの
皆さんが、私よりずっと良い出来栄えで
ただ、ただ感心してしまいました!
このパンは今月12日から江戸川教室で
作ります。
満席も増えてきましたが、
2月12日、14日、17日(子OK)、26日(子OK)
に空席あります。
ぜひ体験しに来てください。
【湿度ってどのくらいあったほうがいいですか?】
温水や生地の温度については、
気を付ける人は多くても、
意外と「湿度」に注意を払う人は
少ないかもしれません。
でも湿度はとても大事です。
湿度があることで、パン生地の表面が
湿っているからこそ、伸びが良くなり、
中からガスが発生した時、
生地が膨らみます。
反対に、カサカサ乾燥していたら、
膨らみたくても表面が固くて
なかなか膨らまない状態になります。
だから常に生地を触った時、しっとり、
赤ちゃんのお肌くらいの状態にして
おいてあげてください。
さて、その湿度一般的には50〜70%必要と
言われています。
私もいつも50~60%、発酵器の中の湿度を
キープしてます。
それでもうっかり乾いてしまう時は、
霧をパンにシュッシュッと吹いて
いますよ!
ただ、この湿度が必要のないパン生地
が一つだけあります。
それは何でしょう?
正解は、、クロワッサン等のデニッシュ生地です。
湿度があると折り込んだバターが、
溶けてしまうため、
バターを折り込んだ生地には湿度は必要
ありません。(乾発酵)
ちなみに1月、2月はクロワッサン生地を
扱いますので、湿度のない環境で
発酵させます。
教室にいらっしゃる方は、確認してみてくださいね。
さて一月、二月は食感の違う
クロワッサンを作っていきます。
一月はふっくらクロワッサン
二月はさっくりクロワッサン
前日の生地作りの方法を変えて
違いを出していきます。
しっかりこねたら「ふっくら」
こねずにまとめるだけなら「さっくり」
ふっくらの方は、前日の生地は
機械でもこねられるので楽ちんです。
ぜひ2か月続けて、ご参加されると
違いがわかって楽しいですよ!
【ご感想を沢山いただきました!】
先月12月は多くの方に、パン教室に通って頂き、
連日にぎわっていました。
遠方の方、久しぶりの方、初めての方、
本当にありがとうございました。
感想を一部紹介しますね。
(江戸川教室)
・初めてのパン教室でしたが、有意義な時間を
過ごせました。クリスマスまでワクワクします。
・出来立てほやほやのグラタンパンと白ワインは最高でした。
まさかワインが飲めるなんて!と驚きました。
・年に一度のパン教室。今年一番の最高の一日でした!
・パンのこねっていいなぁと再確認しました。
・シュトーレンは安定の美味しさでした。
グラタンパンは具沢山で大満足。
・美味しいパンを食べながら、ワインまで飲めて
幸せすぎる時間でした。家に帰って、家族も大喜び
でした。
(オンライン)
・難しそう・・と思っていましたが、ひとつひとつ
これでもか!というくらい、丁寧に材料が入っていて
あれ?というくらい簡単にできました。
・不安な箇所は、ラインで即返信をいただき
ありがたいかぎりです。
・作ってから2週間寝かせて昨日やっと食べました。
めちゃくちゃ美味しかったです。
今後も沢山の楽しさ、感動、ワクワクを
お届けしていきます。
今年もよろしくお願いします!
【質問!シュトーレンを切ったら、皮の間に空洞ができてしまいました】
今年はオンラインで30人以上の方が
シュトーレンを作って下さっています。
その中で、出来たシュトーレンをカットしたら、
皮の間に空洞ができてしまったと
報告がありました。
じつはこれ、とっても良くある現象です!
これは、生地の表面に具材が出た時に
起こります。
オーブンの熱で、具材の水分が蒸発したときに
皮が浮き上がるんですね。
その証拠に、空洞のすぐ下には具材があります。
よくアンパンやチーズパンにも隙間が
出来ていると思いますが、それも同じ現象です。
うちのシュトーレンは、具材と粉の量が同量で
具沢山すぎて、どうしても表面に具が
でてしまいます。
もし、空洞を見つけたら、
具沢山でラッキーと
思って下されば幸いです!