ハード系は○○○でグルテンを作る

前回、パン生地をどこまでこねたらいいの?というお話を書きました。

 

こたえはグルテンができるまで・・でしたが、それはソフトな柔らかいパンの場合です。


同じことをハード系のパンで行うと、ハードパンのはずなのに柔らかく仕上がってしまいます。


では、ハード系ってグルテンがいらないの?・・というとそれも違います。



両者ともグルテンは必要なのですが、

 

ソフトな場合はこねてグルテンを作るのに対し、

ハードパンはパンチグルテンを作っていきます。


もし、カンパーニュをつくるのにせっせとこねていたらどうでしょう。

すごく柔らかいハードパンになって、もはやハードパンと呼べないパンになります(経験者(笑))



ではパンチって何?という方。


簡単にいうと「ガス抜き」のことです。


文字どおりグーでパンチしたり、生地を出して折ってみたり。。いろんな方法がありますが、、

私のハードパンはへらで上下をひっくり返し混ぜるのみです。



でもこのパンチをすることで、生地に新しい空気が取り込まれ、イーストの活性が進み、生地に伸びる力を与え、ボリュームも出て美味しくなります。

いいことばかりなんですよ!



今月の品川レッスンは16穀米のハードパンです。

途中2回しっかりパンチをいれて生地を作っていきますよ!


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