パサパサのパンになりました
先日「パサパサのパンになりました」と写真が送られてきました。
膨らんではいる、、けど食べると固くてふっくらした感じが無いのだそうです。
こんなご経験はありますか?
パサついたパンになるときの原因をいくつかあげてみました。
①レシピの給水量がそもそも少ない・・水が少ないとこねにくく、十分なグルテンができません。パンが伸びずぱさつきます。
②過発酵・・酵母が必要以上に糖分を食べてしまうと、キメがあらくぱさついた食感になります。
③発酵不足・・固くて目が詰まってぱさついた感じになります。
④手粉が多い・・多すぎると粉の分量が変わってきます。
べたつくときは粉を使いますが、生地の中には入れないように気をつけましょう
⑤作業中に乾燥する・・とくにパンの表面が固くぱさついた感じになります。カバーをする。湿度を保つを徹底させましょう。
⑥焼き時間が長すぎる・・オーブンにいれたときから乾燥は始まってます。
レシピどおりに焼きあがらないときは、時間をのばすのではなく、高温にして時間内で仕上げましょう
・・・②過発酵でも③発酵不足でもパサつくって、いったいどっち??って聞きたくなりますね。
幸いこの方の原因ははっきりしていて、こねる時から粘土のように硬かったのだそうです。
レシピを作った人と使う粉が違うと変わってきます。自分がこねやすい固さがちょいうどいい吸水量です。
固いと感じたら、遠慮なく水を足して下さいね。