「シニフィアン シニフィエ」の酒粕シュトーレン

「シニフィアン シニフィエ」酒粕シュトーレンについてレポートします。



シニフィアン シニフィエとは、東京・世田谷に本店のある超有名なパン屋さんです。

ここの志賀勝栄シェフは、低温長時間発酵とか高加水のパンを初めて考案されたすごい方で、パン業界をぐいぐい牽引されています。



私が教室で教えているシュトーレンと低温超時間発酵の高加水パンは、元シニフィアンの堀田誠シェフに習ったものを、白神こだま酵母に置き換えアレンジしています。




さて名店のシュトーレンとは・・

一本4,860円(送料別)。ネット注文すると冷凍便で届きます。

可愛い箱。




あけるとぎゅっと真空パックです。
私のシュトーレン(右大)を隣に並べました。。比べると小ぶりですね。






でも実は・・・重さが330gと同じなんです。
それってなぜだと思いますか??



実はシニフィアンシニフィエのシュトーレンは、発酵させないんです!!

材料をざっとまぜて皮で巻いたら5~10分お休み。

そのあとすぐ焼いてしまいます。そのため、具材の隙間がなくて断面が詰まっています。




でも。。。めっちゃおいひ~!!

食感はさくっとして硬め。クッキーぽい感じです。


ふわっと酒粕の香り。それを引き締める柚子。時々チョコレート。

レーズンイチジクなどのドライフルーツやスパイスはゼロ。

代わりにピスタチオ、マカダミアナッツなどが沢山入っています。

周りは和三盆でコーティングされ、すべての調和がとれています。


食べながらしみじみ思いました。

「来年は酒粕にしたい!!!」

最近、日本酒の製造元さんとつながったのでレシピを考えてみようと思います!

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