冷蔵発酵と低温長時間発酵の違いってどこ?
【冷蔵発酵と低温長時間発酵の違いってどこ?】
先日オンラインサロン内でこのような質問がありました。
低温長時間も冷蔵発酵も、同じように感じますよね?
ここでは私の考えをお話します。
まず、この二つは全く別物と考えます。
・冷蔵発酵・・低温(冷蔵庫)で一次発酵させることで酵母の働きをゆっくりにさせる。
その間に小麦を熟成させる。低温だと酵母がよいアルコールを出す。
酵母の量は普段と同じなので、あまり長い時間冷蔵庫に置けません。
・低温長時間発酵・・低温なのは一緒だがさらに長時間発酵させたいため、
酵母の量を微量にしている。
酵母を微量にすると、生地の糖(餌)を食べる量が少ないためうまみが残る。長時間かけると小麦が熟成される。
生地がより美味しいのはそのため。
という感じです。でも低温長時間発酵を冷蔵発酵と呼ぶ先生もいますので、
製法の名前にこれ!という決まりはないのかもしれませんね。
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