【生地に薄力粉をいれる理由】
6月のレッスンがスタートしました。
今月は、抹茶のフィセルと、
酵母とナッツのワッフル。
ワッフルには生地の50%に
薄力粉を使っています。
バターロールやメロンパンなど
通常薄力粉は20%です。
それを考えると、とても多い配合
なんですよ!
では薄力粉って、何を目的に
入れるのでしょうか?
薄力粉のたんぱく質の量は、
6.5~9.3%くらい、
強力粉には、10.0~13.8%です。
(cottaさん調べ)
数パーセントの差ですが、薄力粉は
強力粉と比較すると、グルテンが
出きません。
お菓子の場合はグルテンが少ないおかげで
クッキーはサックリ、ケーキはふんわり、
軽い食感となります。
強力粉に薄力粉を加えるのも同じ理由で、
今回のワッフルもサックリした、
軽い食感を出すことを目的に入れています。
ただ入れすぎると、弾力、コシも無く、
物足りない食感となるため、要注意です。
ペタンコなワッフルなので粉の50%と
していますが、20%くらいの置き換えが
丁度良いですよ。
もし[[name1]]さんが
ご自身でアレンジするとしたら、
一つだけ注意点があります。
薄力粉は、強力粉より、水分吸収率が
少なくなります。
レシピをアレンジするときは、
様子を見て、水分を少し減らして
くださいね。
薄力粉を上手に使って、
お好みのパンが焼けるように
なりましょう!