ハード系のパンを高温で焼く理由
【ハード系のパンを高温で焼く理由】
今月は超簡単リュスティックを作っていますが、
これが本当に簡単、短時間で出来るので大好評!
https://youtu.be/nARy6LT-phc
同じ要領で、カンパーニュ、プチパン、バタール
あたりもできそうだな・・と考えています。
これらのハード系は、必ず300度ほどの
最高温度で予熱し、高温で焼きます。
なぜかというと、、
ハード系のパンは生地をこねません。
このようにあまり捏ねない生地と言うのは、
グルテンのつながりが弱く、気泡が粗いです。
この粗い、ボコボコした気泡をそのままパンで
表現するには2つの条件が必要です。
①「高温」で焼くことと、
②「二次発酵の温度を低く、または短時間にすること」
発酵させずぎず余力を残した状態の生地を、
びっくりするくらい高温にいれることで、
イーストは一気にガスを発生させ、ボコボコした
気泡と粗い食感を出すことに繋がります。
この反対をすると失敗します。
①「低温で焼くこと」・・200度ほどで焼くときめ細かくなり、ふくらみがに欠けます
②「二次発酵の温度を高く、または長時間にすること」・・発酵させすぎていて、オーブンの中で一気に膨らむ余力がなく細かい気泡になります。
いまいち、ハード系っぽい食感が出なかった・・と行くとき、
ここを疑ってみてくださいね!