湿度ってどのくらいあったほうがいいですか?
【湿度ってどのくらいあったほうがいいですか?】
温水や生地の温度については、
気を付ける人は多くても、
意外と「湿度」に注意を払う人は
少ないかもしれません。
でも湿度はとても大事です。
湿度があることで、パン生地の表面が
湿っているからこそ、伸びが良くなり、
中からガスが発生した時、
生地が膨らみます。
反対に、カサカサ乾燥していたら、
膨らみたくても表面が固くて
なかなか膨らまない状態になります。
だから常に生地を触った時、しっとり、
赤ちゃんのお肌くらいの状態にして
おいてあげてください。
さて、その湿度一般的には50〜70%必要と
言われています。
私もいつも50~60%、発酵器の中の湿度を
キープしてます。
それでもうっかり乾いてしまう時は、
霧をパンにシュッシュッと吹いて
いますよ!
ただ、この湿度が必要のないパン生地
が一つだけあります。
それは何でしょう?
正解は、、クロワッサン等のデニッシュ生地です。
湿度があると折り込んだバターが、
溶けてしまうため、
バターを折り込んだ生地には湿度は必要
ありません。(乾発酵)
ちなみに1月、2月はクロワッサン生地を
扱いますので、湿度のない環境で
発酵させます。
教室にいらっしゃる方は、確認してみてくださいね。