夏のバターは常温にもど○○○!と
【夏のバターは常温にもど○○○!】
昨日はコートを羽織りたいほど気温が
低かったですが、今日は30度を
超えそうな勢い。
温度差が激しいですね。
こんな暑い日のパン作りは
注意が必要です。
特にバター。
通常バターは常温に戻し、すっと
なじむ硬さにしてから使います。
しかし。。夏は常温に「戻さず」
冷蔵庫から出してすぐ使いましょう。
理由は簡単!
「すぐに溶けだすからです」
パンに固形のバターを使うか
液体になったバターを使うのか
同じバターだからいいんじゃない?
・・と以前私は思ってました(;^_^A
でも、固形のバターは「可塑性」といって
グルテンに入り込んで生地を伸ばし、
焼いた時のボリュームアップに
つながる性質があります。
しかし溶けたバターには、この可塑性が
無く、だだのオイルを入れて
いるのと同じ状態になってしまい、
ボリュームはつかず、香りがつく程度です。
しかも残念ながら、一度溶けたバターは
ふたたび冷やして固めても可塑性は
復活しません。
夏は、うっかりするとバターが溶けるので
冷蔵庫から出してすぐか、長くても5分以内
には練りこみ始めることをお勧めします!