オールスパイスは何のスパイスがミックスされている??
先日のレッスン中に、ちょっと面白いやりとりがありました。
今月のレッスンでは、自家製ベーコンを作っているのですが――
そのときに使うスパイスのひとつが「オールスパイス」。
香りづけにちょこっと使うだけで、味の奥行きがぐっと深まり本格的になる名脇役なんです。
で、その話をしていたら、生徒さんからご質問がありました。
「オールスパイスって…何のスパイスがミックスされてるんですか?」
・・・あ、それ私も知りたかった!と思った方、いらっしゃるのではないでしょうか?
「オールスパイス」って名前からして、スパイスを混ぜたものだと思われがちなんですが、実はこれ、ひとつの植物の実なんです。
ジャマイカ原産のフトモモ科の植物で、実を乾燥させたもの。
その香りが、シナモンやクローブ、ナツメグなど、いろんなスパイスを“全部ミックスしたような”不思議な香りがするから「オールスパイス(=すべてのスパイス)」って呼ばれているんですね。
名前にすっかりだまされた!という方も多いかもしれません(笑)
私はこのスパイスは毎年シュトーレンに使っていますが、
「これ一つ入れたら何種類も用意しなくてラクチンだわぁ・・」
と思ってから愛用しています(笑)
ちなみに世界4大スパイスは、上記の3つ(「シナモン、クローブ、ナツメグ)と「胡椒」です。
7月のレッスンは、「生胡椒のビスコッティ」
素晴らしい香りとアクセントをお届けします。
食の世界って、知れば知るほど奥が深く楽しいですね!
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