ハードパンにモルトをいれる理由は?

 【なぜハードパンにはモルトをいれるのか?】


いつも新メニューができると、可能な限り動画撮影をしてYouTubeに掲載しています。

今回は低温長時間発酵パン。

基本の作り方は共通なので、シンプルでわかりやすい動画をつくりました。


ぜひご覧になってくださいね!(2分)

https://youtu.be/WrNo6mm_WSQ?si=nhUydyJ0CrzZsn7X


ところで冒頭に「モルトパウダー」が出てきたことに気づきましたか?



モルトとは「麦芽糖」の事で、粉の中のデンプンを分解し、酵母の餌に変える役割があります。

その結果、発酵が安定しパンの膨らみや香ばしさに影響して風味のよいパンが焼けます。


では「なぜハードパンに使うのか」、というと酵母量が普段の1/10のハードパンの場合、発酵に時間がかかります。

その時、モルトがあると酵母の餌である糖を作り続けてくれるため、酵母が長時間元気に働くことができるのです。

ちなみにモルトは、パウダーとエキスがありますが、パウダーは粉にいれて、エキスは水に溶かして使います。

比較するとエキスの方が効果が高いですが、パウダーは使い勝手がいいですね!
 
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