パンに大きな穴が開いた理由


1月、2月はカスタードと具材を入れた
デニッシュクグロフの予定でしたが
大きな穴が開きやすいことがわかりました。




この2週間、カスタードや具材の
量を減らしたり、入れる位置を変えたりと試してみましたが、
完全に防ぐのは難しいと感じました。


レッスンでは、
安定して仕上がることを優先したいと考え、
1月・2月のデニッシュクグロフは見送ることにしました。

その代わりに、
カスタードと具材を巻いた「デニッシュロール」
追加で作る予定です。



同じデニッシュ生地でも、
形を変えることで空洞ができにくくなり、
仕上がりも安定します。

クグロフ型とはまた違った、
層の美しさと食べやすさを楽しんでいただけたらと思います。


ところで、なぜ穴が開いてしまったのでしょう。

原因は、カスタードクリームに含まれる水分です。

カスタードは焼成中に水分が一気に蒸発します。

その蒸気が生地を内側から押し広げ、
結果として中に空洞ができてしまいます。

特にデニッシュ生地は、層を持った軽い生地のため、
水蒸気の影響を受けやすい特徴があります。

逃げ場を求めた蒸気が生地を持ち上げ、
「ぽっかりとした穴」となって現れるのです。

この現象は、決して珍しいことではありません。

クリームパンやあんぱん、チーズパン、
水分の多いドライフルーツを包んだパンでも





同じように空洞ができているのを
見たことがあると思います。


つまり今回の空洞は、
具材の性質によって起こる、理にかなった現象でした。


急な変更、申しわけありません!

皆さんに安心して通っていただけるよう
今後も努力していきたいと思います。

 

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