400年の歴史ある酒粕を使ったシュトーレン
私は数年前から、酒粕を使ってパンやお菓子をつくっていますが、
使っていると、種類によって味、香りが全く異なることに気がつきます。
昨年、島根県益田市の歴史ある酒屋・右田本店さんとご縁があり、
そこで作られている「宗味」という、とても
フルーティでスッキリとした、私好みの日本酒に出会いました。
その酒粕を取り寄せて、パンやお菓子をつくると、
他の酒粕では出ないような、とても品の良い
味、香りになりました。
さらに、これは滅多にないのですが、酒粕が柔らかく
練り込みやすいので、とても使いやすいんです。
この酒粕をシュトーレンに使いたい!
強烈に思いましたが、、酒粕は1月から出回るので
シュトーレン作りに間に合いません。
そこで右田本店さんに相談すると、昨年作った
20キロの酒粕を一年間保存しておいてもらえることに
なりました。
このお酒は、1602年に作りはじめ、400年の歴史のあるお酒です。
この多くの人の知恵と愛が詰まった、
歴史ある酒粕のシュトーレンが使えるのは本当に嬉しいです。
ホワイトラムと日本酒につけた具材
ホワイトラムと日本酒につけた具材
ゆず
小豆
きなこ
和三盆
と、厳選した和風素材を贅沢に掛け合わせていきます。
とても上品で、お正月にも食べたい味になりました。
10月下旬には、ご案内しますが、今年は
①品川教室
5展開でお届けする予定です。
買って食べるだけでもいいし、自分で作ってもいいし・・
何らかの形でぜひこの素晴らしいシュトーレンを
召し上がって頂きたいと思っています。