2022年のシュトーレンの再販について

 




2022年のシュトーレンは、

 

大人の女性の皆さんへ向けた

 

赤ワインとダークチョコのシュトーレンです。

 

 

11月1日からご予約を始めましたが、、

 

 

 

 

今月予定していた分は完売いたしました。

 

現在280本ほど予約を頂いています。

 

ありがとうございました。

 

 

大きな失敗もなく、材料の目途がついたら


12月にまた30本くらい販売できると思います。

 

絶対ほしい!っという方は、早めにお知らせしますので


ご連絡くださいね。

 

 


また、材料付きのオンライン講座の方はまだ余裕があります。


ご自分で用意するのは、赤ワイン50g、卵黄1,

 

発酵バターの3点のみ。

 

 

レシピや動画に加え、12月3日にはyoutubeライブ

 

をしますので、一緒に作れますよ!


いづれもこちらから情報をチェックしてくださいね。


qn4c1.hp.peraichi.com/

【やっちまった!ダマになった小麦に注意!!】

6月は低温長時間発酵のフィセルでしたが、





作っている最中、私はずっとあることが

気になっていました。



。。なぜだろう、、生地が硬い気がする。


でも確認しても吸水は間違っていません。




ところが、今までつかっていた粉が切れ、

新しい粉を開封して使い始めたところ、


謎が一気に解けました。



実は小麦粉が湿気を吸ってダマになっ

いたんです。




どうやらそれが、生地の硬さにつながった


ようです。



その生地の硬さは、焼いたパンにも

表れていました。



必要以上に「もっちもち」食感

だったんです(涙)







ホント、ごめんなさい!

お越し下さった皆様には

申し訳ない気もちで一杯です。






袋の中の強力粉って、普段サラサラ

としていますね。


ところが、ある条件が揃うとポコポコした


粉の塊になるようです。


今回当てはまった原因は4つ



①重いものの下敷になっていた


・25キロの粉の一番底の部分
がダマになっていました



②梅雨で湿気の時期だったこと


・冬よりも夏、特に梅雨の時期
に起こりやすいようです。

まさに梅雨真っ盛りでした。




③湿気の多い場所に置いていた

キッチンにある、棚の一番下の部分に
置いていました。

湿気がたまりやすい場所でした。




④粒子のより小さな小麦だった

強力粉よりも、準強力粉、薄力粉の

方がダマになりやすいです。

今回ダマになったのは、準強力粉

でした。




この湿気を吸った粉で作ると、

上手く水が入りません。


そしてパンを焼いてからも、

影響します。



対処法としては、一度ふるいにかけて

から使うと良いようです。




一応お伝えしておくと、

うちの小麦は回転が開封したら

1、5か月くらいで25キロを

消費します。



決して古くはないのですが、

いろいろ時期が重なって

しまったようで、反省しました。





今回参考にしたのはこの製粉会社の

サイトです!


https://www.flour.co.jp/news/article/085/




昨日のYouTubeでもお話したので、

参考にして下さい。



https://youtu.be/ScJwWj33RX0

【いつか独立・起業したい人へ。【第3回講師養成講座(ホップ編)】を紹介します

あなたは、パン作りをはじめて

何年目になりますでしょうか?



もし、2.3年継続的に焼いているのでしたら、

ある程度の種類のパンは焼けるようになっている

のではないかと思います。



でも、このようなお悩みはありませんか?



・上手く焼けるときと、焼けない時がある

・失敗の原因がわからない

・個人では楽しめても、人に教えられるレベルではない

・いつかパン教室を開きたいけど、自信がない・・等




今までいろんな方を見てきましたが、上達する人には

ある1つの共通点がありました。



それは・・

「回数」を地道にこなしていること。



ところが、それができる人は少なく、

強い意志と目的意識がないとなかなか

続きません。



そこで今回ジムでトレーニングをするように、

パンを半年間焼き続けて上達できる、

講師養成講座「ホップ編」を始めることにしました。



今まで講師養成講座では、10種のメニュー

に取り組んでいましたが、


メニューを24に増やし、広く浅く

難易度を上げながら、繰り返すことが

できるプログラムにしました。


同時に、

「パン作りの理論」

「講師になるための基礎知識」


も一緒に学べます。




【6か月かけて学ぶ内容はこちらです】



・24種のパンを作りながら、パン作りの基礎体力を
養い自信をつける

・パン作りの理論を知り、なぜ失敗したのか明確にする

・講師になるための基礎知識。基本的な心構えと

相手が最も成長する教え方を学ぶ。




主にこの3つにアプローチします。


・・・・・・・・

・すでにパン作りは十分できる、またはすでに開いている

という方は、


・「ステップ編」・・教室作り

・「ジャンプ編」・・マーケティング



をお勧めします。


じつはこれら「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」

は、過去に一つまとめてあった講座を

3つに分けたものです。(お値段も1/3)





ステップ編、ジャンプ編は必ず教室を

開く人向けですが、

ホップ編はどなたでもご参加できる

プログラムです!


・・・


◯第3期講師養成講座はこちら!



https://peraichi.com/landing_pages/view/gogoonline1



◯講師養成講座専用のメルマガで

詳しく情報を流します。


ご興味ある方は、ご登録下さい。


https://17auto.biz/yumipan/touroku/entryform8.htm

【ショック!!食パンがへこむのどうして?】

以前、腰折れした食パンの写真が

送られてきました。


焼けた!と思ってパンを出すと、

しばらくするとくにゃ・・

とへこんだという写真です。


またカットすると、こんなふうに

くびれが出来たり、上部がへこんだり。




これら全部、腰折れ(ケーブイン)といいます。




食パンは、クラスト(皮)とクラム(中身)

の組織がしっかりしているからこそ、
四角い形を保っています。


特に皮があることで、しっかりとした

支えになっています。


ではどんな時に。腰折れが起きるのか

3つ挙げてみます。


①蒸気を吸ってしまう


焼けた直後は沢山の蒸気がたまっています。

それを、皮が吸収してしまいます。


そうならないために、焼けた直後にフタを開け

15cmほどの高さのある位置からドンっと

型を落として蒸気を抜きましょう。




②生焼け


オーブンの火力を把握せずに焼くと、生焼けに

なることがあります。

仮に外が色づいても、中に火が通っている

とは限りません。


指定の時間までしっかり焼きましょう。

もし表面が焦げてきたらアルミホイルをかけます。



反対に、全然色づかないときは、温度を上げて焼きましょう。

時間を延ばすよりは、温度を上げて時間内で

焼き上げる
方が乾燥せずにすみます。


その他、具材を沢山詰めすぎた食パンや、

折り込みシートを使ったとき、

水分量の多い生地も、生焼けになりやすいので

気をつけましょう。



③過発酵の時


過発酵のグルテンは、組織が弱り支える力が

劣ります。



また、糖が酵母に食べられて少なく

なっている為、表面の色が付きにくい

状態にあります。


生地量と型のバランスを守り、適切な発酵状態

になるようにしましょう。


いかがでしたか?


・・と言っても、柔らかさを第一に、

クラストに色を付けずに、

水分を多く入れ、故意にへこませた

生パンも流行りましたね。


それは、もちろんありですよ!



今日の話は動画でも解説しています。



https://youtu.be/lrw3ciET2gs


参考にして下さい。

【生地に薄力粉をいれる理由】

6月のレッスンがスタートしました。



今月は、抹茶のフィセルと、

酵母とナッツのワッフル。



ワッフルには生地の50%に

薄力粉を使っています。






バターロールやメロンパンなど

通常薄力粉は20%です。



それを考えると、とても多い配合

なんですよ!




では薄力粉って、何を目的に


入れるのでしょうか?





薄力粉のたんぱく質の量は、

6.5~9.3%くらい、


強力粉には、10.0~13.8%です。

(cottaさん調べ)




数パーセントの差ですが、薄力粉は


強力粉と比較すると、グルテンが

出きません。



お菓子の場合はグルテンが少ないおかげで

クッキーはサックリ、ケーキはふんわり、

軽い食感となります。




強力粉に薄力粉を加えるのも同じ理由で、


今回のワッフルもサックリした、


軽い食感を出すことを目的に入れています。




ただ入れすぎると、弾力、コシも無く、

物足りない食感となるため、要注意です。


ペタンコなワッフルなので粉の50%と

していますが、20%くらいの置き換えが

丁度良いですよ。




もし[[name1]]さんが

ご自身でアレンジするとしたら、

一つだけ注意点があります。



薄力粉は、強力粉より、水分吸収率が


少なくなります。



レシピをアレンジするときは、

様子を見て、水分を少し減らして

くださいね。


薄力粉を上手に使って、

お好みのパンが焼けるように

なりましょう!

【モルトって入れたほうがいいですか?】

先日、ゆみパン劇場オンラインサロンのライブでは、


低温長時間発酵のベーコンエピを作りました。



その中で「モルト」を使ったのですが。。

[[name1]]さんは使ったことはありますか?



低温長時間のパンの時など、材料に

登場しますね。



そもそもモルトとは・・大麦の芽です。


それを煮詰めたものがモルトエキス。

 




粉末にしたものがモルトパウダーと

して売っています。




モルトの役割は、酵母の餌を作ること。




じつは酵母は、小麦粉の中のデンプンや、


砂糖をそのまま食べることはできなくて、


分解して小さくしたものしか、取り入れることが


できません。





酵母自信にも、自分で分解する力がありますが、

少ない酵母の時は、その力が不十分です。


いつもお腹を空かせた状態になっています。



そこで、モルトに加わってもらって、


餌作りを手伝ってもらっている感じです。



モルトがいると、イーストの餌をずっと


作り続ける
のでいつも、元気いっぱい!


糖がいっぱいで、お腹も満たし活動できます。



ご飯を作りに来てくれる、優しいお母さん

みたいですよね!(笑)


糖が沢山あると、焼き色も良くなるんですよ!

試しに、酵母2%の普段のパンに、微量入れてみて

下さい(0.1~0.2gだけ)



生地が柔らかく、良く伸びて、また焼き色がきれいに

つきますよ!


今まで使ったことのなかった方は、、製菓材料店に

行ったら、ぜひ探してみて下さいね。

なかなか、賞味期限内に使い切るのは難しいので

購入の時は一番小さいパックをお勧めします!



モルトの話は昨日のライブでもしましたよ!

https://youtu.be/eEZaOtGg1w4

【低温長時間発酵パン、上手に焼けますか?】

6月、7月は低温長時間発酵パン祭り。



低温長時間発酵パンとは、1/10まで

減らした少ない酵母
を使い、ゆっくり

発酵させて作るパンです。



使う酵母量が少ないと、生地の中の糖

を食べる量がぐんと減ります。



それにより、生地中に甘みが残ったり、

膨らむまでには時間をかけることで、

ゆっくり熟成されて味に深みが出ます。



ただこの製法、「ゆっくり」進むため

一体どこで切り上げたらいいのか

もう少し時間を伸ばすべきかなどが

曖昧です。



品川教室では、それを見分ける方法を

生地を見ながらお伝えしていきます。





またオンラインサロンでは、

粉温度、水温度、室温、生地温度

などデーターをしっかりとります。



今まで、見た目管理だったのを

数字できちんと把握
して

毎回同じクオリティのものを

作るのが目標です。



なぜこねずにつくるのかとか

なぜモルトを入れるのか・・


など「なぜ」の部分を多めに

解説します!



品川教室か・・

オンライン教室か・・

どちらかにぜひ、ご参加下さい。

【牛乳パックでフランスパンを焼く】

くープ(切込み)がパカット開いた

パンってカッコいいですし、憧れませんか?



ハード系パンのクープが開かせるための

条件の一つに、生地の表面が乾燥していない

と言うことがあげられます。




表面が乾燥せず、湿った状態だと、

下からの熱でパンが膨らむときに、

スムーズに生地が伸び、クープがひらきます。



反対に、高温と風にさらされて表面が乾くと

表面が焼き固まってしまい、パンは大きく

ならず、クープも開かず、いびつな場所から

飛び出る結果となります。



そのために、カンパーニュでや

フィセルでは、風よけになるものを

使っています。




先日ふと思いつき、もし焼成時の風よけに

牛乳パックで焼いたらどうなんだろう・・と

試しにやってみました。



その結果がこれです。




電気オーブン(石窯)+牛乳パック




どんなふうに使うのか、、


ピンときた方もあると思いますが。


6月のレッスンまでに、あと10回は焼いて


ご家庭でも立派なフランスパンができるように


お伝えしたいと思っています。




ハードパンのクープについての知識は


https://youtu.be/rPNRshWUS6w


この動画で18分30秒から

話しています。

【オーブンが無くても出来るパンは?】

先日、イベントの相談をしていた時に、


「オーブンが無いとパンは焼けないですよね。。」


と言われました。



が、そんなことないです!


フライパン、魚焼きグリル、ホットプレート


炊飯器などいろんなものを代用して


作ることができます。



たとえば「ナン」はオーブンで焼くと乾燥


しすぎてしまうので、むしろグリルが向いて


いたりします。



レシピのあるものだけ、紹介しておきます



★魚焼きグリルでナン(ライブ)

https://youtu.be/Dy-OGtMsGag



★炊飯器でちぎりパン

https://youtu.be/v3mIPSeECP4



★カセットコンロとフライパンで災害時にパンを焼く方法
(知っておくと良いです)


https://youtu.be/PWDxTqSXuTk



★ホットプレートで作るイングリッシュマフィン

https://youtu.be/vhdhI3Lprw8

(有料レッスンのものなので、材料書いてないですが
ちぎりパンの材料でも出来ます)



★ホットプレートで作るおやき(5/29ライブ)

https://youtu.be/GjDkJQ4VxhQ



ホットプレートで作るおやき・・については、

今月末の5月29日(日)にライブで作ります。






一次発酵、二次発酵もすべてホットプレートで

というチャレンジです。


ホントは5月5日子供達対象ライブで


やりたかったのですが、今年は日程が

合いませんでした。



ぜひお子さんも、楽しくご参加頂きたいです。



ここから配信

https://youtu.be/GjDkJQ4VxhQ



この話はこちらで詳しく話しています


★発酵器が無くてもパンは作れるか?

https://youtu.be/CnyqA_FGrh4


★オーブンが無くてもパンは作れるか?


https://youtu.be/_mAKESKx3-s

【まさか○○○○水が原因でパンが出来ないなんて】

9日夜のライブのこと。


Oさんから、いつも作っているメロンパンが

上手くこねられなかったと、コメント

が入りました。


いつもは出来るけど、今回のみ失敗。。

なんて時は普段と違う環境で作らなかったか、

確認する必要があります。




すると。。水をアルカリ水にしたことは判明!



実はパン作りって、弱酸性(pH3~5.9)で作った

パン生地がベスト!なんです。


・・・


水には、酸性、中性、アルカリ性とあります。

これは、中に溶け込む水素イオンの量が関係していて。

0~14のph値で表記されています


●弱酸性(pH3~5.9)は

イーストが働きが活性されて、適度に生地が締まり

扱いやすい生地になっています。


イーストが糖を分解して発生するものが弱酸性

のため、非常に高相性です。



●アルカリ性(ph11~14)

一方アルカリ性では、イーストの活性が落ち、

グルテンをふくらまのに必要な炭酸ガスも十分に

発生せず、パン生地がうまく膨らみません。



●酸性(ph0~2.9)

イーストが活性し、炭酸ガスが発生しすぎて、

グルテンがやわらかくなってしまいます。

そのため生地はダレてしまい、べたつき感が出てしまい

扱いづらい生地になります。

パンはうまくふくらまず、窯伸びせず、

キメの粗い味気ないパンになるでしょう。


・・・・・


ちなみに、日本の水道水は弱酸性。

に設定されています。


パン作りのベストなpHですので、


安心して水道水をお使いくださいね!




詳しくは10日夜のライブでも

詳しく話していますので、見て下さいね!


https://youtu.be/jch_JgcESus